現在の anthy は例文を増やしていくことで賢くなっていくそうなので、変換精度にご不満の方は、ここはいっちょ協力されてみてはいかがでしょうか。
具体的なやり方は、例えばここに書かれています。
どんなのを送ればいいのかは田畑さんのメールのこれやこれが参考になるかも知れません。
ちなみに、ライセンス関係でちょっとモメて(?)たりするようですが、基本的には皆さん自分の権利を主張したいわけじゃなく、「後々になって問題が発覚して anthy が使えなくなるとか何かそういうようなことが起こらないように」と予防策を講じておきたいだけだと思うので、自分はこの辺はスルーします。というか、苦手なんです、こういう話(^^; まぁ、「好きな人なんているのか」と言われちゃうかもですが。
ところで、自分が入力した文章が環境変数"ANTHY_HISTORY_FILE"に指定したファイルに出力されるわけですが、ぶっちゃけ、「後から見直して、問題のあるもの、送りたくないものを弾いて、メールに添付して…」とかやるのは非常にメンドイです。
ユーザが「送ろう」と思うのは「anthy が正しく変換できなかったとき」だと思います*1。「あかん、これ送ろう」と思ったときに、すぐにその文をどこかに keep したいわけです。しかし、その度に毎回 ANTHY_HISTORY_FILE に指定したファイルを開いてその文を探して…とやるのも面倒です。
なら、「もう最初から端末起動して"tail -f"しておきゃいいじゃん、で、変な変換見つけたら*2その都度そこから報告用ファイルに必殺"カットバッファー&中ボタンペースト"すりゃいいじゃん」「"tail -f"する端末も"mlterm -e tail -f ~/.corpus.txt"でコマンドボタン作っときゃいいか、いやいっそのこともう起動時に自動起動しとくか?」とか思ったんですが、相変わらず ANTHY_HISTORY_FILE が効かん orz
以前は「scim ではダメだけど scim-bridge なら大丈夫」だったんですが、いつの間にか scim-bridge でもダメになってた…。
なんで、出力結果を拝めてません。もし新しい変換結果がファイル末尾でなく、先頭に追加されるんだと「tail -f」じゃダメですが、それはまぁちょっと工夫すればいいんでどっちでもいいんですが、それより何より何で ANTHY_HISTORY_FILE が効かんのかが全く分からんという方が問題だ…。
一応以前 Scim-imengine-dev に投げたんだけど、よく考えたら、scim-anthy のせいじゃなくて、scim のせいのような気はしてるんですが…。
uim に乗り換えようかな…。
*1 anthy としては(誤変換せずに最初から)正しく変換できた場合の文も欲しいかも知れません。この辺、自分はよく分かりません。
*2 送るのは正しい変換(に直した方)の例文です。
<追記>
注釈部分の表現が紛らわしかったので、ちょっと補足。
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