2007年05月20日

M17N の scim-bridge その3

大力さんに「suse の qt3 は ライブラリのファイル名に lib64 をつけて 32bit と区別しているようだ」と教えて頂いた(見たら確かにそうだった)ので、「じゃあ、QT アプリも GTK みたいに 32bit と 64bit の両方で scim-bridge が使えるかな」と思ってやってみた。

以下のパッケージは入ってるものとして

 scim-1.4.6.x86_64
 scim-bridge-0.4.12.x86_64
 scim-bridge-qt-0.4.12.x86_64
 qt3-3.3.8.x86_64

 1. x86_64 な im-scim-bridge.so をリネーム

  $ cd /usr/lib/qt3/plugins/inputmethods
  $ mv im-scim-bridge.so im-scim-bridge.lib64.so

 2. scim-bridge-qt-0.4.12.i586 をインストール

 3. 一度ログアウトして再ログイン

で、32bit の knowit を起動してみたけどダメでした。
「入力方法の選択」に scim-bridge がいない。

/etc/X11/qt_plugins_3.3rc を見ると、ちゃんと im-scim-bridge.so もあるので行けそうなのになんでかな?と悩みましたが、よく考えたら分かりました。

scim-bridge-qt-0.4.12.x86_64 も qt3-3.3.8.x86_64 に上げないと動きませんでしたが、qt3-32bit はまだ 3.3.7 のままでした。これを 3.3.8 に上げれば多分使えるようになると思うんですが、M17N のリポジトリには 3.3.8 の qt3-32bit はない(buildservice の対応待ちらしい)。

というわけで、3.3.8 の qt3-32bit が来るのを待つか、qt3 を 3.3.7 に落として自分で scim-bridge をビルドする(32bit/64bit両方)しかなさそうです。でも、そこまでして使えるようにしたいわけじゃないので、自分は待ちます。

posted by vagus at 20:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本語入力 - アプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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