2007年04月21日

「ビル・ゲイツ会長の講演にLinux関係者が乱入して大騒ぎに」

「ビル・ゲイツ会長の講演にLinux関係者が乱入して大騒ぎに」--GIGAZINE

中国を訪問中だったマイクロソフトのビル・ゲイツ会長が4月20日、北京大学で講演したわけですが、講演後の学生を対象にした授賞式中に「ソフトを無料化しろ!ソースコードを公開しろ!」というような意味のことを書いた紙を掲げた男が壇上に上がってきて乱入、英語で「マイクロソフトの独占に反対する!」と叫び、警察に連れ出されたそうです。

この男、なんと中国においてLinuxの普及を訴えるNGO団体の中国代表らしい。

これなんだけどさ、写真やリンク先の記事を読む限り、この男がやったのは

 ・「Free Software Open Source」と書かれたプラカードを掲げながら英語で「マイクロソフトの独占反対!」などと叫んだ

ってことらしいですが、それがどうして「MS に対してソフトを無料化しろ!ソースコードを公開しろ!と訴えた」って意味になるのか誰か教えてくれませんか?

「Free Software Open Source」と書かれた紙
 =「ソフトを無料化しろ!ソースコードを公開しろ!」というような意味のことを書いた紙

らしいですが…。

記事に書かれてることと写真から伺える状況から推測するに、多分この兄ちゃんが言いたかったのは「MS による市場独占イクナイ!『自由に使えるソフト』を、オープンソースを使いましょう」ってことで、それをゲイツや MS にではなく、聴衆の学生に訴えたんじゃないの?客席の方向いてるし。「英語で」ってところは引っかかるけどさ。

それとも「Windows を無料化しろ」とか「Office のソースを公開しろ」とかも叫んだんだろうか?もしそうなら基地外だと思うけど、普通に考えればいかにオプソ信者でもそれはないと思うけどなぁ。

ところで
ビル・ゲイツにけがはなかったとのこと。

って、笑った。

この界隈のこと知らない一般のニュースサイトが言うのはまだ理解できるが、それなりに知ってるはずの GIGAZINE がそれを丸写しで疑問も感じないのは、ちょっとどうかと思った。
posted by vagus at 18:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Linux | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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