意図としては「専用にする」は「|専用に|する|」と「に」の後で区切って出て欲しかったんですが、「一文節になって候補にない」だと「出せない」と思われちゃいますよねぇ…やはり。
一応手元では「|専用にする|」と一文節で出るようにしてみました。
「〜にする」とか「〜てある」のように助詞を挟んで補助動詞が続くようなパターンを「|〜に|する|」「|〜て|ある|」のように区切って出すか、それとも一文節で出すかは非常に微妙で判断が難しいんで、また戻すかも分かりませんが…。
T35 のものが一文節で出るのは、noun_base.depdef に
@_名詞35のあと "" Hj.@_形動ダナ型というのを入れてあるからです。T35 は「な」接続なしなので本当はいらない(あっちゃおかしい)んですが、色々あって弱い接続で一応出せるようにしてます。
ついでに、「恐ろし」が出せないのは、これは Canna の品詞コードの仕様でしょうね(と言っていいと思う)。
Canna の品詞コードでは形容詞は「ク活用」も「シク活用」も区別せずに「KY」
あか #KY 赤
おそろし #KY 恐ろし
で、シク活用は「し」までを語幹にしてしまっているので、「恐ろし」を出そうとすると「語幹のみで文節になる」としなければならない。でも、それでは「ク活用」は「し」が付かないので「赤し」とか「寒し」が出せない上に「寒(さむ)」とか「暑(あつ)」が文節になることになってしまうのでマズい。逆に「赤し」「寒し」を出すために「語幹+活用語尾「し」」で出すようにすると、シク活用は「恐ろしし」で出すことになってしまう(でも、仕方ないので現状こうなってます)。
「ク活用」と「シク活用」で品詞コードを分けないと正しく対処できないですね。
【追記】
「縮退させる」が一文節で出ないのは品詞コードが間違ってるからです orz
× T35
○ T30
むう、こんなミスがまだ結構あるんだろうか…?
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